■コミュニケーションを怠る

「部下と普段から上手にコミュニケーションを取っている上司ほど部下から尊敬されてて、いざというときにちゃんと相談されてる。自分で意識して“話しやすい上司”になろうとしない上司は好かれないから、結果的にコミュニケーション不足でズレが起きたり部下のやる気を削いだりしてしまうよ。

雑談上手な人ほど部下を操るのがうまいと思う。近寄りやすい雰囲気作りは大事」(20代・女性)


やる気を削ぐ上司の特徴は、一見すると性格の問題に見えるかもしれませんが、実際には組織文化や評価制度とも深く関係しています。問題は個人の資質ではなく、そうした行動を許容し、あるいは助長する環境にあるともいえるでしょう。

部下のモチベーションを支えるためには、上司自身の内省と成長が不可欠であると同時に、組織としての制度設計やフィードバック文化の見直しが求められるのではないでしょうか。真に成果を生むチームは、部下が安心して力を発揮できる心理的安全性に満ちた環境の中でこそ育つのだと思います。

(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳)

提供元・Sirabee

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