今回は尾ビレにそのまま使用したが、カットして腹部分に取り付けたり、水面やフォール面に対し平行、または垂直に取り付けたりとカスタムをすると、飛距離落ちやフォール速度の低下を抑えることも可能だ。

手持ちのルアーや海況に応じてアレンジしたい。こちらはネット販売のみのため、公式ショップまたはアマゾンでの購入となる。

スイベルはシャウト!フィッシャーマンズツールのパワフルBBスイベル5番にカルティバスプリットリングウルトラワイヤー7番。

フックはカルティバジガーミディアムブルーチェイサー11/0と、ジガーミディアムショートチェイサー9/0をリアとフロントに1個ずつセット。巻きで食わせる場合はフロント、フォールで食わせる場合はリアのどちらかに付けてもOKだ。

 

 

釣行開始

タイミング良くクジラの潮吹きなども見ながら1時間ほどでポイントに到着。波はなく、潮も流れず午前中勝負。コンディションはお世辞にも良いとはいえないが、とにかくやってみなければ始まらない。

誘い方や電動リールの調整などは、エヌテックマリンの中井船長直々に細かくレクチャーしていただき、いざ実釣。

慣れない電動リールでのジギングにギクシャクしていると、同船者にいきなりヒット。上がってきたのは本命ビンチョウ。その後も熟練のアプローチでバイトを取っていく。30~80m付近を回遊しているとのことなので、そこに目がけてジグを落とす。

トンジギ初挑戦でビンナガ2匹に大満足【三重・引本浦沖】電動ジギングで連続キャッチ成功フォールで掛けた一匹目(提供:週刊つりニュース中部版APC・上森菜月)

ビンナガをキャッチ

同船者にこの日3匹目が掛かったと同時に、突然ラインがふわっと浮いた。食った!電動リールを一瞬フル巻きにしてエレクトリカルアワセが決まる。はやる気持ちを抑えながらジワジワ巻き上げるが、魚が船を見るやいなや再び走りだす。浅場で掛けた魚は体力があり余っているようだ。

トンジギ初挑戦でビンナガ2匹に大満足【三重・引本浦沖】電動ジギングで連続キャッチ成功(提供:週刊つりニュース中部版APC・上森菜月)