この裏には、おそらく市場で得た洞察もあったのだと思います。たとえば…

「『スミノフ』に愛着を持つ消費者が意外と多い。高付加価値化できそうだな」

「低価格帯で定番ブランドがない。製品を投入したら勝てるかも…」

ヒューブライン社の戦略は奇抜に見えますが、このようにオーソドックスなマーケティング戦略に基づいて考え抜いた上で、徹底して値下げを回避し、価値を上げているのです。

このようにマーケティング戦略策定力は、ビジネスで戦う上で、大きな武器になるのです。

御社は「値下げせずに、価値で勝つ」戦略を立てる準備はできていますか?

そして御社では、その戦略を立てるためのマーケティングスキルは、十分に磨き込んでいるでしょうか?

編集部より:この記事はマーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏のオフィシャルサイト(2025年5月13日のエントリー)より転載させていただきました。永井孝尚氏のメルマガのご登録はこちらから。