パナソニックホールディングス(HD)が約1万人規模の人員削減に踏み切る方針を発表しました。
パナソニックHD、低収益事業の整理カギ 黒字下で人員削減OL4q1bgxn
1万人の人員削減という黒字下での構造改革は、ソニーグループや日立製作所などに比べ後れをとっていることへの危機感の表れです。ただ低収益事業の整理の具体策は示されておらず、経営改善は道半ばです。 pic.twitter.com/cqTJEwH81W
— 日経関西 (@nikkeikansai) May 9, 2025
黒字を維持しているものの、固定費の高さと収益性の低さに対する危機感が背景にあります。
パナソニックはリストラしますけど、業績は全然悪くなくてむしろ堅調。
営業利益4,265億円、税引前利益4,863億円、純利益3,844億円。2年連続7,000億円の赤字を叩き出した2012~13とは全然違います。
税引前利益は過去15年間の中で最高という状態でのリストラは本当に必要なのだろうか。
— もうり (@mourinista07) May 9, 2025
楠見雄規社長は9日の会見で、「同業他社と比べて販売管理費率が5ポイントほど高い」と説明し、固定費構造に抜本的な見直しが必要であると述べました。
すごいね~パナソニックの再編。不採算の撤退や売却。しかも前倒しで発表。
パナソニックも日立みたいになってきたぞ~。リストラを拒む日産がものすごく昭和な会社に見えてきたぞ~。JTCの変化を感じる事例だ。…
— 田口れん太 「カブ先生の銘柄選びの法則」 (@TaguchiRenta) February 4, 2025

パナソニック採用パンフレットより
人員削減と併せて、収益性の低い事業の整理も構造改革の柱に掲げていますが、現時点でその具体的な内容は明らかにされていません。同社は現在、車載電池、空調、サプライチェーン向けソフトウエアの3分野を成長領域と位置付けています。