2024年度、再生可能エネルギーを主力とする発電事業者の倒産や廃業が過去最多となりました。法的整理された倒産件数は前年度の2倍となる8件、休廃業・解散を含めると52件にのぼり、再エネ市場の現実が露わになっています。中でも太陽光発電と木質バイオマス発電が多く、採算の悪化や制度の見直しが影響しています。
メガソーラーなんぞは最初からある程度想定できた話。そもそも高く買い取らせる制度にも無理がある。倒産、多いに結構。
仮ににメガソーラー等で利益を上げられるのならば大手電力会社もとっくに着手していたでしょうに。
再エネ発電苦境 発電所の倒産最多 2025年5月6日 OwjApORH0
— 野口健 (@kennoguchi0821) May 6, 2025
参照:再エネ発電事業者の倒産件数が過去最多、太陽光・木質バイオマス苦境 維持コスト増で 産経新聞

太陽光パネルの設置例 資源エネルギー庁HPより
太陽光発電については、FIT(固定価格買取制度)による高額買い取りを前提としたビジネスモデルが破綻しつつあります。
「固定価格買取制度(FIT)の水準が引き下げられたことで利益が見込めなくなり、事業継続が困難となるケースが目立った」。加えて発電に使う燃料の高騰も追い打ちとか。/「再エネ発電」が苦境 発電所の倒産、過去最多(帝国データバンク) H15d36n2j
— 佐々木俊尚 大増刷決定の新著「フラット登山」絶賛発売中! (@sasakitoshinao) May 6, 2025
そもそも、利益が確実に見込めるのであれば、電力会社が率先して参入していたはずです。実際には、設備維持や土地確保に莫大なコストがかかるうえ、FIT価格の引き下げで収益が見込めず、破綻する事業者が続出しています。
心配事としては倒産し自己破産した会社がソーラーパネルやバッテリーを放置したままとんずらすること。それを決して許さない法整備必要。
— 野口健 (@kennoguchi0821) May 6, 2025