ロズウェル事件は「本物」、回収物の秘密は闇の中

 UFO回収の歴史は古く、1947年にニューメキシコ州で起きたロズウェル事件は今なお最も有名な事例の一つだ。パソフ博士は、この事件について「本物の非人類知性体の乗り物が墜落したものだと思う」とポッドキャストで断言した。

 博士によれば、彼の同僚であり、国防総省のUFOプログラムのコンサルタントでもある物理学者エリック・デイビス博士が、ロズウェル事件の残骸が運ばれたとされるオハイオ州のライト・パターソン空軍基地の司令官に確認したところ、「あれは本物だった。正体不明の墜落であり、回収物は間違いなくどこか他の場所から来たものだった」と認めたという。

 デイビス博士自身も、最近の議会公聴会で、国防総省が1950年代のアイゼンハワー大統領時代から、墜落したUFOを回収する秘密プログラムを、議会の監視や承認なしに運営してきたと公に証言している。

 では、回収されたUFOから政府は何を発見したのだろうか? ジョー・ローガンがロズウェルの残骸分析について尋ねると、パソフ博士は「公にされるようなことは何もない」「私が開示できるようなこともない」と述べ、依然として厳格な守秘義務下にあることを示唆した。博士は、UFO技術研究に関する米政府内の秘密主義は「実にひどいレベル」になっていると嘆く。極秘プロジェクトに従事する研究者同士でさえ、隣に座る同僚が何に取り組んでいるかを知ることができない状況なのだという。

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(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI),『TOCANA』より 引用)