「アメリカ政府は、秘密裏にかなりの数のエイリアンテクノロジーを保有している」――
かつてCIAの科学者として、政府の超能力スパイ計画やUFO研究に関与した人物が、人気ポッドキャスト番組で驚くべき主張を展開し、司会者のジョー・ローガンを唖然とさせた。
その人物とは、物理学者であり電気技師でもあるハル・パソフ博士(88歳)。彼は、アメリカの有名司会者ジョー・ローガンの番組『The Joe Rogan Experience』に出演し、米軍が1940年代以降、墜落したUFO(未確認飛行物体)を10機以上も回収してきたと明かしたのである。
パソフ博士は、かつてCIAが資金提供した「リモートビューイング(遠隔透視)」プログラムのプロジェクトリーダーを務めた経歴を持つ。これは精神的に優れた能力を持つ人物に、離れた場所にある物体やターゲットを精神力だけで「見る」訓練を行う、冷戦下のソ連に対する情報収集活動(スターゲイト・プロジェクトの一部)だった。この経験から、彼は政府内で秘密プロジェクトに関するアドバイスを求められる専門家リストに名を連ね、UFOや回収されたエイリアンテクノロジーの研究にも関わるようになったという。

墜落だけではない?「寄贈された」UFOとエイリアンの意図
パソフ博士によると、UFOの回収はアメリカだけの話ではない。他の国々も、人里離れた砂漠や世界中の海から、同様の「非人類製の乗り物」を回収してきた可能性があるという。さらに博士は、エイリアンたちが水中や静かな山脈地帯に基地を構え、そこに潜んでいる可能性も示唆した。
驚くべきことに、回収されたものの中には、墜落した残骸だけでなく、完全に無傷のUFOも含まれているという。パソフ博士は、これらが人類に発見され、学ばれることを意図した「寄贈品」である可能性を指摘する。
「いくつかは、我々の進歩を加速させるための寄贈品なんだ」と博士は語る。「彼らはここに何かを寄贈し、中国にもロシアにも何かを寄贈する。そして、誰が最も進歩を遂げるかを見ているんだ。これは我々に対する彼らの情報収集・監視・偵察(ISR)評価の一部なのだろう」と付け加えた。
