日本の若者は、大学教育によって本来必要な職業訓練の期間や費用を奪われているという点で、Fラン大学と同じ課題を抱えていると言えます。大学教育の重要性を強調する人々の中には、学生自身がその最大の被害者がになりかねないという視点が欠けているように思われます。

慶応は早稲田に差を詰められて焦っているのかもしれません。

慶応も一部文系の学部では選別が進んでいるようです。一時期の拡大路線が祟ったのかもしれません。

5年制にする前に、私学文系でも理系の知識は学んでほしいものです。今の日本に必要なのは「長く学ばせること」ではなく「短くても実のある教育」であるべきではないでしょうか。