慶應義塾大学の伊藤公平塾長は、大学教育の抜本的な改革として、学部から修士課程までを5年間の一貫教育にすべきと主張しています。背景には、少子化が進む中でも高等教育の質を高め、優秀な人材を育成したいという問題意識があるそうです。しかし、この「改革案」に対して時流を無視して大学に都合がよすぎるのではないかという批判が起きています。
これは愚策。多数の学生を5年間学ばせるのは無駄だ。学びたい一部だけが先に進めばいい。
慶應・伊藤公平塾長が「文系の学部・修士5年制」を提案 「個人の実力を上げていかないと、日本は劣化する」 AXy3sYaP
— 戯画兎 (@giga_frog) April 30, 2025

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伊藤学長は、戦前の旧制高校と大学の6年間教育や、ヨーロッパ・アメリカの大学院進学前提の高等教育を理想としているようですが、日本の実態に合っていないという批判が聞こえてきます。
慶応の文系教育なんか5年やってもしょうがない。むしろ2年で卒業できる制度をつくるべきだ。もう修士とか博士への幻想は捨てよう。
慶應・伊藤公平塾長が「文系の学部・修士5年制」を提案 「個人の実力を上げていかないと、日本は劣化する」 XXnRWgAfD
— 池田信夫 (@ikedanob) May 1, 2025
学部レベルの教育すら不十分なまま年数だけ延ばしても、学生の能力が自然に伸びるわけではありません。むしろ、文系の学びの質が問われる今、5年制など導入する前にまず4年間でまともに教えきる体制を整えるべきではないでしょうか。
文系を維持させてきたから劣化したとおもう。因果関係が虐。いや逆。
慶應・伊藤公平塾長が「文系の学部・修士5年制」を提案 「個人の実力を上げていかないと、日本は劣化する」 LdLSwp2Bz
— uchy4100plus (@uchy4100plus) May 1, 2025