
日本女子プロサッカーリーグの最上位である2024-25 SONPO WEリーグ。5月5日現在、全12チーム中11位につける大宮アルディージャVENTUSは、5月6日に国立競技場で開催される第20節ジェフ千葉レディース(現8位)との試合を前に囲み取材を行った。
創設4シーズン目となる大宮はここまで3勝5分け11敗と苦戦している。若手選手も多いこのチームを牽引するのは、大宮V発足時に「新しいチームをゼロから創り上げる部分に魅力を感じて移籍を決断した」と語り加入したMF仲田歩夢だ。仲田はINAC神戸レオネッサ在籍時(2012~2020)、日本女子サッカーリーグで2回(2012、2013)、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会で4回(2012、2013、2015、2016)、なでしこリーグカップで1回(2013)の優勝に大きく貢献している。
ここでは、男子とのダブルヘッダー開催となる次節への意気込みや女子サッカー全体の観客数について、若手選手に伝えたいこと、オフ・ザ・ピッチで身体に気を遣っている点など囲み取材で仲田が語った内容を紹介していく。

「女子サッカーの面白さを表現出来たら」
ー国立競技場で行われるジェフ千葉レディースとの試合について率直にお気持ちをお聞かせください。
仲田:国立での試合だったり、男子とのダブルヘッダー(ジェフユナイテッド千葉vsRB大宮アルディージャ)だったりといつもと違うイレギュラーな状況ではあるとは思うんですが、自分たちにはプラスな要素が多いと思っています。リーグ戦の1試合というところに変わりはないので、まずは必ず勝ちきるところを目標にいつもと変わらず戦っていきたいと思います。
ー仲田選手は女子サッカーやWEリーグの発信を積極的にされていますが、多くの来場者が予想される次戦、大宮Vや女子サッカーを多くの方にアピールできる機会だと思います。その辺りはどのように思っていますか?