コメ価格が高騰するなか、環境の変化による品質低下が懸念を示す専門家もいますが、世界的にはコメの生産量は増加傾向にあります。2023年から2024年にかけては3%増加しており、供給不安は日本固有の政策問題が大きな要因とみられます。
コメの世界生産は1年1%ペースで増加中特に2023→2024年は3%増Yoh6v5X1
日本が勝手に減ってるだけです。そしてその原因は気候変動ではなく減反。しかし今でも生産量世界12位なんだね。 Bn7SPorXTT pic.twitter.com/GvKi4Bvex7
— Spica (@CasseCool) April 30, 2025
にもかかわらず、関税の影響により1俵(60キロ)あたりの価格の多くが関税分で、5キロで約1700円の負担となります。年間300キロのコメを消費する4人家族では、関税だけで10万円以上を余計に支払っている計算になります。
育ち盛りの男のが2人いる4人家族だと年間300kgぐらいコメを消費する。関税を102,000円負担することになる。家計へのインパクトは莫大。ここにも高齢者(少食)より現役世代に税負担が偏る仕組みが…。 Cp1cFHGzX
— Spica (@CasseCool) April 25, 2025
すでに消費者が農産品で犠牲になっているのに知らないふりか。なぜ政治家は農業だけをことさら優遇するのか。 RgGOTMv99T
— 戯画兎 (@giga_frog) April 29, 2025
国民の多くは「食料危機には国産が必要」と考えますが、過度な農業保護や非効率な支援策が続けば、財政と消費者の負担は今後も拡大する一方です。農業を守ることと、生産性の低い構造を温存することは別問題であり、構造改革や輸入自由化を含めた現実的な議論が求められています。