夫の“当たり前”を壊した結果

最初の数日は、
「今日は作ってないの?」としぶしぶコンビニ弁当を買っていた夫。

でも、しばらくするとポツリとこう言うようになりました。

「やっぱり、君のお弁当が一番だったなぁ」

──遅いわ。
そんな言葉、もう響かない。

私はニコリと笑って答えました。

「もう、昔みたいに戻らないよ。
コンビニの新作を堪能してください、簡単には私の気持ちは戻ってこないの。」