私は、言葉が出ませんでした。
私が朝早く起きて、眠い目をこすりながら作ったお弁当を──。
たった数時間後に、ゴミ箱に捨てたんだと、何の悪気もなく笑いながら話す夫。
その無神経さに、怒りというよりも、深い悲しみを感じました。