なぜ「畑」がUFOに見えたのか?

 ネット上の分析によると、暗い「物体」に見える部分は、休耕中か、最近耕されたか、あるいは野焼きされた可能性のある円形の畑だという。そして、その隣の明るい円形部分は、作物が活発に生育している畑だ。これらの特徴的な円形は、「センターピボット灌漑システム」と呼ばれる、中心点を軸にスプリンクラーが回転して円形に水を撒く、ごく一般的な農業技術によって生み出される形状である。

また!? 内部告発者のルイス・エリゾンド氏、やらかす!提示のUFO写真、今度は「畑」だった? 信頼性に赤信号
(画像=画像は「Anomalien.com」より,『TOCANA』より 引用)

 エリゾンド氏が三次元的な物体の証拠として強調したかのような「影」の効果も、実際には一方の畑の暗い土と、隣接する畑の明るい植生のコントラストによって生じる目の錯覚に過ぎない、と指摘されている。さらに、同じ場所をより広範囲で捉えた航空写真を見ると、円形の畑に隣接して半円形の畑も確認できる。これもまた、土地の境界や地形によって灌漑システムが円の一部しかカバーしない、農業ではよく見られる光景だ。広範囲の写真では、灌漑システムのアーム(散水管)そのものも確認でき、これが地球上のありふれた光景であることを裏付けている。

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(画像=画像は「Anomalien.com」より,『TOCANA』より 引用)