2. まさかの鼻血で – フン族のアッティラ

(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)
「神の災い」と自称し、ヨーロッパ中を恐怖に陥れたフン族の王アッティラ。彼の名は今でも畏敬の念を抱かせるが、その最期は驚くほど平凡な(?)ものだった。
死の夜、彼は新たに迎えた妻との結婚を祝う宴の最中だった。夫婦が寝室に引き下がった後、突然、花嫁の恐ろしい叫び声が響き渡った。
人々が駆けつけると、アッティラは鼻から大量の血を流して死んでいた。暗殺の噂も絶えないが、おそらくはアルコールが誘発した重度の脳出血が原因だったと考えられている。英雄のあっけない、そして奇妙な死だ。