事件の真相を知りすぎた?
■サンドラ・ブランド(社会活動家、2015年没)
警察による人種差別的な対応や暴力に反対の声を上げていた活動家。些細な交通違反で逮捕され、その3日後にテキサス州の拘置所内で首を吊った状態で発見された。自殺とされたが、彼女は新しい仕事も決まり、未来への希望を語っていたばかりだった。警察発表の矛盾や、編集された疑いのある監視映像など、不審な点は多い。彼女の活動を快く思わない勢力による口封じ、あるいはアメリカ政府のシステムに対する批判者への見せしめではないか、という声も上がった。
■フィリップ・マーシャル(元パイロット・作家、2013年没)
9.11同時多発テロについて、公式発表に異議を唱え、政府の関与や隠蔽工作を示唆する本を出版していた元航空パイロット。カリフォルニアの自宅で、10代の子供2人と愛犬と共に遺体で発見され、当局は彼が家族を殺害した後の自殺、つまり無理心中と断定した。しかし、友人たちは彼が家族思いで精神的にも安定していたと証言。彼が9.11に関する新たな、そして不都合な証拠を掴んだために消されたのではないか、という陰謀論も囁かれている。
■テレンス・イェーキー(警察官、1996年没)
オクラホマシティ連邦ビル爆破事件の際、現場にいち早く駆けつけ、多くの人命を救った英雄的な警察官。しかし事件の1年後、彼は遺棄された自家用車から数マイル離れた場所で、無残な遺体となって発見された。体には深い切り傷や打撲痕があり、致命傷は銃創。拷問の痕跡さえ窺える状態だったにも関わらず、当局はこれを自殺と断定した。彼は事件の公式発表に疑問を持ち、独自の調査を進めていたとされる。死の直前には監視されている恐怖を訴え、証拠をまとめたファイルも行方不明に。有力者を守るための口封じ暗殺だったと、彼の家族や多くの調査者は今も信じている。
これらの事件が示すのは、公式発表だけでは到底拭えない深い疑念と、権力の影で見え隠れする不可解な死の連鎖だ。真実は依然として厚いベールに包まれているが、これらの死が投げかける問いは、アメリカ政府や社会の暗部に対する人々の不信感を増幅させ、陰謀論が生まれる土壌を提供し続けているのである。
提供元・TOCANA
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