逃亡は不可能に? 特定から逮捕まで全自動化システム

 フォレンジック・ボットは、発見した証拠を即座に警察のDNA・指紋データベースと照合し、瞬時に容疑者を特定する。特定された容疑者は、街中に張り巡らされた公共および民間の監視カメラネットワークに組み込まれた顔認証システムによって追跡される。

 そして、逮捕の瞬間も変わる。警察ドローンの大群が容疑者を発見し、降下してケブラー製の糸などで身柄を確保する。もし容疑者がスマートカー(自動運転機能付き車両など)で逃走を図ったとしても、カーチェイスは不要だ。車両に搭載されたカメラが顔認証システムと連動し、容疑者を確認。車は自動的にドアをロックして容疑者を閉じ込め、そのまま最寄りの警察署の留置施設へと自動で連行する。逮捕から勾留まで、その日のうちに完了するというのだ。

2055年、リアル「ロボコップ」が全犯罪を解決? AI警察が実現する未来
(画像=イメージ画像 generated using QWEN CHAT,『TOCANA』より 引用)