なぜ囲いの中に? 警察の警告

 シアムニシパル警察のジョエル・サジョルガ巡査部長は、「観光客はその辺りを歩き回っていて、ワニを見つけ、それをプラスチックの置物だと思ったようだ」と述べた。「彼はフェンスを乗り越え、囲いの中に侵入し、そこでワニに襲われた」と状況を説明した。

 警察官によれば、当時、動物園には複数の飼育員がいたにもかかわらず、男性が柵を越えるのを防ぐことはできなかったという。「このような行動は極めて危険です。動物園で動物の囲いに決して立ち入るべきではありません。彼は他人をも危険に晒し、生きて脱出できたのは幸運としか言いようがありません」と、サジョルガ巡査部長は強く警告した。

【閲覧注意】ワニを“置物”と勘違い!? 自撮りしようとした観光客、襲われ重症…
(画像=画像は「Daily Star」より,『TOCANA』より 引用)

って写真を撮ろうとしていたという。ラライがじっと動かずにいたため、実物大の像だと勘違いしたと考えられている。

 目撃者の一人は、「なぜ彼がこんな無意味なことをしたのか理解できないが、男性が生き残り、ワニが彼を放してくれて安堵した。足は骨折していなかったが、腕と太ももに怪我を負っていた」と語った。

 このフィリピンでのワニによる事故は、「映える」自撮り写真のために危険を顧みない行為がいかに愚かで、命に関わる結果を招くかを改めて示すものとなった。

 見事に世界中の注目を集めた彼の行動、バズりたい人間の本能としては大成功なのかもしれない。

提供元・TOCANA

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