日本企業はカネを稼ぐことはできると思います。特に海外売上比率が伸びている企業が増える中、海外ではビジネスができるのですが、国内で労働のミスマッチが生じて厳しくなるとみています。例えば自転車移動圏にスーパーが何軒もあり、コンビニは徒歩圏に3つあるという状況は維持できなくなるでしょう。自営業の廃業や倒産は増え続け、資本力のある所だけが勝ち抜く、そんな社会が迫ってきそうです。
今の日本は真綿で首を絞められている状態で、あと世代が一回りする頃、真綿は最後にキュッと締まり、本当の激変が待っているはずです。こんなことは書きたくはないですが、誰かが指摘しないと問題が起きてからでは遅いのです。まずは気づいて頂きたいと思っています。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年5月1日の記事より転載させていただきました。