Google Earthから消えた? 深まる謎

 さらに謎を深めているのが、2014年には鮮明に見ることができたシカモア・ノールの画像が、2025年現在、Google Earth上では不鮮明になっている(あるいは削除されたように見える)という点だ。これが意図的なものなのか、単なるデータの問題なのかは不明だが、その起源に関する謎を一層深めている。ただし、釣り人用アプリなど、他のオンライン地図プラットフォームでは、依然としてその姿を確認することができる。

「異常な構造物と呼ぶ人もいれば、エイリアンの基地だと信じる人もいる」「幅は2.5~3マイル(約4~4.8km)あると考えられている」といった書き込みが、Redditなどのソーシャルメディアで再び活発になっている。

Googleアースから消えた?深海に謎の巨大構造物!海底に潜むUFO基地か…?=カリフォルニア
(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)

UFO目撃多発地帯との関連性  このシカモア・ノールが存在する海域は、「警告区域291」と呼ばれる軍の訓練区域であり、以前から不可解な飛行物体の目撃情報が多発している場所でもある。国立UFO報告センター(National UFO Reporting Center)にも、この海域上空を飛行する謎の物体や、海から出現する飛行物体に関する報告が多数寄せられている。

 あるカリフォルニア住民は、「巨大な大聖堂のような形をした構造物――複数の尖った先端がすべて眩しく白く光り、まっすぐ海に向かっていった」と報告している。「水しぶきも音もなく…ただ閃光が走り、それは消えた。巨大な船か物体が、一瞬で水面下に消えたかのようだった」。

 最近では、共和党のティム・バーチェット下院議員が、ある海軍大将(氏名は非公開)から、「フットボール場ほどの大きさの物体が、水中を時速数百マイルという驚異的な速度で移動していた」という話を聞いたと主張している。