アメリカ・南カリフォルニアの沖合、わずか約10.6kmの深海に、謎めいた巨大な構造物が存在することが再び注目を集めている。その形状と周辺海域で相次ぐ未確認飛行物体(UFO)の目撃情報から、陰謀論者たちの間では「海底に隠されたエイリアンの基地ではないか」という憶測が飛び交っているのだ。

シカモア・ノール:平らな頂を持つ海底の丘

 この構造物は、地理学的には「シカモア・ノール(Sycamore Knoll)」として知られている。海底から突き出た丘のような自然の構造物で、その頂上がテーブルのように平らになっているのが特徴だ。水深は約610m、マリブ沖10.6kmの地点(北緯34度1分23.31秒 西経118度59分45.64秒)に位置している。

 シカモア・ノール自体は数十年前から知られていたが、2014年にGoogle Earthの画像でその詳細な姿が捉えられたことで、一般の注目を浴びるようになった。その異様な形状から、「人工物ではないか」「エイリアンの海底基地ではないか」といった憶測が広まったのだ。

Googleアースから消えた?深海に謎の巨大構造物!海底に潜むUFO基地か…?=カリフォルニア
(画像=画像は「Daily Mail Online」より、『TOCANA』より 引用)