ネットの海には、かつての自分が潜んでいるかもしれない
今回、他の写真でも色々と検索してみたが、結局見つかったのはたった1枚、13年前のイベントでの写真だけだった。それより前のミュージシャン時代を含む写真に関しては1枚もヒットしなかったので、すでに写真自体がネット上に存在しないか、もしくは加齢とともに私の顔が朽ち果て、別人のように成り果てたかのどちらかかもしれない。
なお、PimEyesではFacebookやInstagramなどのSNSは検索対象外とされているため、SNS上の顔写真が直接ヒットすることは基本的にない。とはいえ、SNS由来の画像が他サイトに転載されていれば話は別だ。
SNSなどに顔を出していないつもりでも、誰かが撮り、誰かがアップした写真が、ネットの片隅で今もひっそりと残っている可能性がある。
PimEyesのようなツールは、便利さと引き換えに私たちの過去を可視化してしまう。おもしろい体験でもあるが、プライバシーという観点では、少し背筋の寒くなる思いもした。
あなたの顔も、どこかにひっそりと漂っているかもしれない。ちょっと怖いけど、試してみたくなる──そんなツールである。
なお、試してみる際はくれぐれもご自身の責任で。AIは何を見つけ出すかわからない。
文=渡邊存瀰
提供元・TOCANA
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