日本の製造業は特に固定資産への投資が相対的に多く、投資に対して付加価値に結び付いていないという見方もできそうです。
本来は機械・設備などへ投資をすることで、生産性や生産能力が向上し、付加価値が増価する循環になるはずですが、日本はそこまで製造業の付加価値が増えていません。
付加価値が増えない限り、固定資産への投資は経営上の負担になるばかりか、将来的な柔軟性をも縛りかねません。
既に投資した機械・設備は無かった事にできませんので、その負担を負いながらも、投資を回収できるような事業運営が必要となります。
効率的な投資は重要ですが、固定資産にばかり頼らない付加価値の稼ぎ方も模索していく必要があるかもしれませんね。
皆さんはどのように考えますか?
編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2025 年4月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。