世界で相次ぐ「死後の生還」事例
このような「死からの生還」とも言える事例は、これが初めてではない。昨年2月には、グアテマラの総合病院で死亡宣告を受けた若い女性が、遺体安置所の遺体袋の中で動き出すという出来事があった。
この女性は、重度の栄養失調状態で、呼吸も脳活動も見られないと判断され、死亡が宣告されていた。しかし、遺体袋に入れられてから5時間後、突然動き始めたのだ。驚愕した安置所の職員が医師に知らせ、女性は救急治療室に再収容された。懸命な蘇生措置が施されたものの、結局バイタルサイン(生命兆候)は戻らず、二度目の死亡宣告を受けることとなった。病院側は遺族に対し深い哀悼の意を表しているが、死に至った正確な原因は不明なままだ。