甲乙つけがたい2台だが毎年の自動車税額に大きな差

マツダ CX-60 XD SP
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ほぼ同じボディサイズで、新車価格も近いマツダ CX-60 XD SPとトヨタ ハリアー ハイブリッドG。 甲乙つけがたい2台ですが、スタリングで選ぶならハリアー、居住性や積載性で選ぶならCX-60がおすすめですが、税金に関わる部分では、CX-60 XD SP(2WD)が車両重量1,820kg。ハリアー ハイブリッドG (2WD)は1,680kgと、車検時に納付する重量税は同じ区分で金額も変わりません。 いっぽう搭載しているエンジンの排気量によって納税額が決まっている自動車税は、CX-60 XDが3.3Lの排気量で5万7000円、ハリアー ハイブリッドは2.5Lで4万3500円となり、この差はボディブローのように効いてくるかもしれません。 ディーゼルとハイブリッド、FRとFFなどの違いから、装備や乗り味も異なる2台は、実際に試乗してみて自分の好みやライフスタイルに合う1台を確かめてください。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として本格的に参画し、2006年に独立。現在は、日本でもっとも多くの広報車両を借り出して取材を行うフリーランスの編集者として活動中。中古車の流通、販売店に精通した「中古車相場師」と呼ばれるいっぽうで、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)