■『カップヌードル』が爆発的に売れたワケ

1966年(昭和41年)、安藤氏は欧米視察中に訪れたスーパーの担当者が『チキンラーメン』を小さく割って紙コップに入れ、フォークで食べる姿を見て、新製品のアイデアを閃く。

そして試行錯誤の末、発泡スチロール製のカップを採用し、麺をカップ内で固定する「中間保持法」を考案。さらに、麺を下に置き、上からカップを被せるという「逆転の発想」により、工場での大量生産を可能にする。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

こうして1971年(昭和46年)に誕生したのが、日本が世界に誇る大人気商品『カップヌードル』なのだ。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、発売当時は袋麺が25円という時代にあって、『カップヌードル』は1食100円という価格設定。また「立ったまま食べる」というイメージへの反発もあり、なかなか店頭にすら並べてもらえなかったという。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

いつの世も、革新的な商品は人々にすぐには理解されないもの。そこで安藤氏は、それまでにない宣伝や販売促進の実施に踏み切ったのだ。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

当時の取り組みについて、日清食品の担当者は「その場で食べられる、お湯の出る自動販売機が話題となり、1年で 2万台が全国に設置されました」と説明する。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

「銀座の歩行者天国で試食販売を行うと、予想を超える大勢の人々が押し寄せ、多い日には2万食を売り尽くすほどの人気を集めました」と、反響の大きさについても語ってくれた。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

また、『カップヌードル』のヒットをめぐるエピソードといえば、1972年(昭和47年)の「あさま山荘事件」が、あまりにも有名だ。

担当者も「機動隊員が『カップヌードル』を食べる姿がテレビ中継され、全国に知れ渡ることになりました。そして、この出来事をきっかけに、『カップヌードル』は爆発的に売れ始めました」と、その反響の大きさを語っている。

次に『チキンラーメン』や『カップヌードル』を食べる際は、日清食品の社名の由来に思いを馳せてみてほしい。きっと、普段以上に美味しさがしみじみ感じられるはずだ。

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

カップヌードル レギュラー 日清食品 カップ麺 78g×20個

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

日清 カップヌードルミニ 4種15食 詰め合わせセット (4種15食) 2,980円 2,580 円 13%OFF 値引き価格 PR

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

日清食品 チキンラーメン 5食パック(85g×5食)×6個(袋麺 インスタント) 3,180円 2,739 円 14%OFF 値引き価格 PR

『日清食品』社名の意外すぎる由来に驚き、中国の王朝名と思いきや… 「全くの無関係」と判明
(画像=『Sirabee』より引用)

【Amazon.co.jp限定】日清食品 0秒チキンラーメン あっさりうす味 (スナック菓子・おつまみ用) 75g×10個

※商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりメディアジーンに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。