その後、中国が台頭するもアイデンティティの問題も含め、中国がそのバトンを奪い取ろうとしている中、日本がアメリカにどう手を差し伸べるのか、そういう立場にあると思っています。

極論すれば日本はアメリカの背中を追うのではなく、日本がアメリカをどう支援しながら影のリーダーとなるかぐらいのスタンスになるのでしょう。

トランプ劇場はバイデン劇場の反動ともいえ、お家騒動以外の何物でもありません。ただ、トランプ氏の判断は過激であり、かつ強引なところがあるので想定外、予想不能という表現が並びますが、アメリカ人全員が間違った判断をするわけがないというボトムラインは押さえておいてよいでしょう。昨日、今日の株価にみられるような振り戻しも今後、まだあると思いますが、トランプ修正は始まったばかりですので今しばらく不安定な状態は続きそうです。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年4月24日の記事より転載させていただきました。