テクニカル。先週の記事では5200 -5530レンジを意識していたが、実働域は5220 -5459と、これまでのボラティリティを考えるとすっぽり収まったのは上出来だろう。もっとも上値の方はやはり手前で失速しており、戻り売り圧力の強さを示唆する。

今週もこのレンジを否定する理由がないが、下値は首の皮一枚となっている。もうVolコントロールにはほとんどポジションがないにもかかわらず、水曜4/16は2%を超える下落となった後に木曜4/17は小十字となっており、いつものパターンなら買えるのは翌日以降ということになる。

水曜4/16からの下落マイクロトレンドの終了を宣言できるのは5330超えであり、そこをブレイクできれば雰囲気がだいぶ改善する。それまではOp Ex通過でポジショニングが綺麗になった可能性も相応にあるものの、基本的には5200が突破されたらそれ以上テクニカルなサポートがないチャートとなっている。5330より上の上値については、先週超えられなかった5500近辺で再び重くなるだろう。

機械勢はさすがにこれ以上売りに回らないだろうから、裁量投資家が投げ終わったらそこで下落局面は終了となる。それが終わるまでが長いのだが、基本的にここから裁量投資家と一緒に売る、特にヘッドラインを追いかける形で売るとあまりいいことがなさそうである。

 

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