次は、アル・アハリからFWロベルト・フィルミーノを挙げる。ブラジルのフィゲイレンセやドイツのホッフェンハイム、イングランドのリバプールなどで活躍。イングランドではポジションがFWながらリーグトップとなるタックル数やインターセプト数を記録するなど、得点だけでなく守備においての貢献度も高いプレーヤーだ。ブラジル代表としては2021年を最後に出場がないものの、2018年のロシアW杯ベスト8や2019年のコパ・アメリカ2019において優勝に貢献するなどブラジルでも一目置かれている。

FWリヤド・マフレズ(アル・アハリ)
次もアル・アハリからFWリヤド・マフレズを紹介する。イングランドのレスター・シティ(2015/16)とマンチェスター・シティ(2018/19、2020/21、2021/22、2022/23)で5度の優勝経験がある。緩急を駆使したドリブルやボールキープ力、フェイント技術の高さで一人で攻撃を完結することが出来るほかアシスト能力にも長けており、味方を上手く活かすことが出来るのも特徴だ。その実力はイングランドリーグやUEFAチャンピオンズリーグなどで証明済み。
レスターで優勝を果たした2015/16シーズンには、イングランドでそのシーズン最も活躍した選手に贈られる『PFA年間最優秀選手賞』をアフリカ人選手として初めて受賞し、アフリカサッカーの歴史を塗り替えた。

DFロマン・サイス(アル・サッド)
カタールのアル・サッドからは過去2大会のW杯にモロッコ代表として出場した経歴を持つDFロマン・サイスを紹介する。フランスのオリンピック・ヴァランスでキャリアをスタートさせると、同国3クラブを渡り歩いた後イングランドの強豪であるウルバ―ハンプトン・ワンダラーズやトルコの名門ベシクタシュでプレー。2023年7月にアル・サッドと2年契約を交わしたが、同年はサウジアラビアのアル・シャハブに期限付き移籍した。