また、市販ルアーとしては、メガバスのバイブレーションXをタックルボックスに入れて釣り場へ向かいました。

自作ルアーの動き確認

日当たりがよく、流れも穏やかなポイントに到着しました。まずは自作のビッグベイトの動きをチェック。水面直下をノタノタと泳ぐミノーは、テールの動きもよく、思い通りのアクションを見せてくれました。水温が高くなる夏場に活躍しそうです。

春の川で自作ルアーを実釣テスト【京都】スモールマウスバスをキャッチしたルアーはどれ?良い動きを見せる自作ルアー(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

次に試したのは2種類のペンシルベイト。それぞれ鉛玉ラトルのコトコト音タイプと、ブラスラトルのジャラジャラ音タイプです。どちらも3oz台でキャストしやすく、後方重心に仕上げたため飛距離も十分。

テールの浮力により川の流れの中では水平に近い浮き姿勢になりましたが、テールを少し下げるよう15gのシンカーを追加することで、安定したアクションを得られました。

続いて、ジョイントベイトのリップレス仕様「モードBタイプ」を投入。対岸の岸際にキャストし、流れの中を手前のよどみや反転流を通しながら巻いてみたところ、想像以上にスムーズに泳ぎ、納得の仕上がりとなりました。

自作クランク&バイブレーションもテスト

下流側の緩やかな流れのエリアには鳥たちが集まり、のどかで春らしい陽だまりの時間が流れていました。

このエリアでは、シャロークランクや自作バイブレーションもテスト。高速巻きからスローリトリーブまで、どのスピードでも安定して泳ぎ、今後の野池シーズンでの活躍が期待できそうです。

今回のテスト釣行では魚のヒットはありませんでしたが、ルアーの動きやバランスを確認しているうちに、あっという間に2時間が経過しました。

スモールマウスバスを手中

少し下流にある、朝から日当たりの良いポイントへと移動しました。そこは本流の深場からカケアガリがあり、岸際のシャローへと反転流が流れ込む好条件のエリア。少し距離はありましたが、バスのような魚影を確認できました。