1位から順に呼び出されて、筆者は3位タイで決勝トーナメント進出となった。決勝進出者はもう一度くじを引いて釣り座を決定する。

釣り座は1番で、上池の一番下流側だ。反対側からの流れが当たる場所なので難しく、1敗を喫した場所であった。直前に放流が入っているので放流狩りを意識して、再び「三ケ日みかん」を軸に釣りを行うことにする。
決勝戦スタート。放流を意識して対岸ギリギリまで投げて引くも全く反応がない。他の選手も同様で、放流狙いに肩透かしを食らった感じだ。「本当に放流があったの?」というくらい誰も釣れていない。右往左往しているうちに、1ローテ目が終わってしまった。
手前のニジマスを攻略
2ローテ目は時計回りに動き、釣り座は流れ込みに比較的近い場所であった。同じく放流狙いをするがチェイスすらない。このままでは埒が明かないので、手前の個体を狙ってみる。
ただ普通に巻いただけでは反応しないので、予選で試したマジックジャーク風の動きで寄せてから巻く作戦に出てみる。実は予選でこの方法で地の魚の反応が良かったのだ。数投目でルアーが浮上した瞬間にヒット。何とか1匹目を釣ることができた。
あと一歩届かず
最終ローテはアウトレット付近で、水深もそこそこある場所であった。今まで釣ってきた引き出しをフルに出して攻めていくも、ヒットしたがバラしてしまい、決勝戦は1匹のみで終了となってしまった。
最終結果が表彰式で発表となった。結果は6位タイであった。昨年の予選落ちから比べると随分順位が上がった。まだまだ課題は残るが、エリアトラウトでも表彰台が見えてきたことが嬉しい。

大会後も釣りを楽しめた
大会終了後は池全体が解放となり、投げたくてウズウズしていたスプーンやミノーでアフターフィッシングを釣友らと楽しんだ。次回は4月に行われる大会に参加予定である。それまでの期間に、もっと釣れるように腕を磨きたい。
