前半組の私は前日放流の個体を狙う釣りになる。ロッドはエステル0.35号にナイロンリーダー0.5号にセットした百鬼丸61ULと、ナイロン1ポンドをセットしたロデオクラフトの999.9マイスター60ULの2セットを持ち込み、エステルセッティングの方にはTクランカップjrの府中屋オリジナルの1091カラー「三ケ日みかん」、ナイロンの方にはジャッカルのイレグイマーカーで自塗りしたケイムラチューン・ロッソをセットした。

『チハヤリエ杯Tクランカップ』に参戦【大阪・千早川マス釣り場】手応えある6位入賞持ち込めるタックルは2本まで(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

放流個体を狙う

スタートの合図と共に対岸に向けてフルキャスト。少し早めの巻きで放流の個体を狙っていく。放流の個体をクランクで狙うのは意外と難しい。活性の高い個体が追ってくる。キャスト毎に巻く速度を変えてどの速度が良いか見ていく。

3投目でヒット。慎重にネットに入れてキャッチ。比較的良い群れが回っていたようで、ローテーションしてからも連続でヒットしてくれた。予選1回戦は5:2で勝ち。2回戦は途中で1匹差まで追い付かれたものの、最後に逃げ切ることができて勝ち。

ここまではすべて「三ケ日みかん」で釣ってきたが、3回戦目にて自塗りロッソを投入。しかし相手のNさんのペースについていくことができずに負けとなった。

フックとルアー調整

3回戦以降は前半後半が逆になり、当日放流が入る。しかし思っている以上に放流の動きが鈍く苦戦する。

やはり掛けやすいようにしている大きめのフックで魚は警戒しているようで、AGフックの#7から佐野針#10に替えてやってみたり、MKフックSSSワイドに変えてみるもフッキングが決まらない部分があった。

最終的に3勝2敗1分で、ポイントは10ポイントとなった。

決勝は難所で勝負

予選が終了すると、ポイント計算の間は休憩となり、遅い昼食の時間となった。参加賞でもあるラーメンとおにぎりを頬張り昼食とする。予選の計算が終わり、決勝進出者の呼び出しが掛かる。