参照:トランプ氏、FRB議長は「一刻も早く解任」 利下げ要求 日経新聞

パウエルFRB議長 Federal Reserve Xより
一方、パウエル議長は16日の講演で、トランプ政権の関税政策が経済に与える影響を慎重に見極める必要があると述べ、利下げには慎重な姿勢を崩していません。FRBの独立性を強調し、「明確な経済指標が示されるまで政策変更は控える」との考えを示しました。
パウエル議長が物価上昇の抑制を重視すれば、利下げ時期は遠のく可能性がある。FRBの政治からの独立性を改めて感じる発言内容だが、来年、議長の任期切れに伴い、トランプ大統領に忠実な議長が指名され、政権に隷属するようになるのかどうか。 JleBOytug
— 磯野直之 (@IsonoNaoyuki) April 16, 2025
また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ氏が数カ月にわたりパウエル氏の解任について非公式に協議してきたと報じており、実際に後任候補との接触もあったようです。
トランプ大統領は数ヶ月間、パウエルFRB議長解任について、非公式に協議してきたとWSJ紙。後継候補の1人と目されるウォーシュ元FRB理事を含め TTHjPBadw
— 豊嶋広 (@hiroshi_toshima) April 17, 2025
しかし、財務長官のベッセント氏はFRBの独立性を「守るべき宝」と述べ、解任に否定的な立場を貫いています。
”大統領権限でパウエル議長を解任することに、ベッセント財務長官は一貫して反対してきた” もしトランプ大統領が行動に移したら、ベッセント財務長官の反対を押し切ったということになりますね。 パウエル議長自身は、6年前に裁判で戦う意向を示していたんですね。CthcTe
— Reika.H (@doll__en) April 17, 2025