「任意参加」の裏にある現実
刑務所側は、このイベントの危険性を認識しつつも、参加はすべて受刑者の任意であり、経験豊富なハンドラー(動物を扱う専門家)が監督していると主張する。しかし、その言葉とは裏腹に参加者が骨折や脊椎損傷といった深刻な怪我を負うケースは後を絶たない。
このロデオは1965年に始まり、当初から人気を博したため、1969年には4500席のアリーナが建設された。その後も拡張が重ねられ、現在では1万人以上の観客がこの奇妙なスペクタクルを見守る。

(画像=ルイジアナ州立刑務所 By msppmoore – Angola Prison, CC BY-SA 2.0, Link,『TOCANA』より 引用)