ジェンダーギャップ指数と出生数の関連を根拠に「日本人女性は差別されているから、出生数が低いんだ!!」という主張が展開されてきましたが、それに対して直接的に反論する事例が日本には存在します。
それは日本における出生数の西高東低です。
特に、九州沖縄で際立って出生数が高いことに注意が必要です。
「さす九」インターネット(とりわけTwitter X)では、それなりの頻度で「九州は圧倒的男尊女卑社会」という議論が展開されます。
その典型例が、九州の男尊女卑エピソードを基に「さすが九州!女性差別地域!!」といった意味合いで出される「さす九」です。
父の実家の鹿児島に法事で行った時に 四大卒だと判明した途端に全親戚から罵声を浴び人格否定もされ放題で、祖父母の墓参りも禁止されました。最寄り駅に親戚が勤務してて顔バレするから行けてません。 女のくせに学をつけようとする賢しら女なんぞ恥なんだそうですよ。平成後期でこのザマでしたよ。 https://t.co/0ZMefGxVMh
— ヨウ (@admire_tkpn) March 10, 2025
九州では、女性は抑圧されており とてつもない女性差別社会だという文脈で「さす九」が使われます。
上記のツイートは限界ツイフェミが呼吸するように行う「嘘松盛り盛りエピソード」だと思いますが、確かに私の身近にいる九州出身の友人からも このような話を聞いたことがあります。

クソニートくん
九州では女性が差別されている ってことは。。。、

Murasaki
いや、予想とは全く異なる結論が出たぞ。
日本国内でも地域によって出生率に差があります。その中でも九州地方を含む西日本は比較的出生率が高い傾向にあります。
2000年から2021年までの各都道府県における合計特殊出生率をマップチャートで表現したビジュアルを紹介します。
