日本代表DF伊藤洋輝や韓国代表DFキム・ミンジェを擁し、近年ではアジア市場でも高い人気を誇っているドイツの名門バイエルン・ミュンヘン。長年にわたりドイツサッカー界を牽引しており、その人気と実力はたとえタイトルを逃すシーズンがあってもファンの心を鷲掴みにしている。サポーターの数はドイツ国内チームの中でも屈指。それはユニフォームやグッズ販売による収益を見ればさらに明らかだ。
同じドイツのクラブでトップ20に入ったのはボルシア・ドルトムントのみだったが、それでもバイエルンとは約1億ユーロ(約161億2,065万円)もの差があった。イングランド代表のFWハリー・ケインやドイツ代表のDFヨシュア・キミッヒなどスター選手の在籍が示すように、クラブのユニフォームを身にまといたいというファンの数は世界中で増殖し続けているようだ。

1位:レアル・マドリード(ラ・リーガ/スペイン)
売上額:1億9600万ユーロ(約312億7,528万円)
過去から現在まで数多くのスター選手を擁し、数々のタイトルを獲得してきた世界最大のクラブといえるレアル・マドリード。世界中にファンを抱えているマドリードは、昨シーズンにユニフォームとグッズの販売だけで約2億ユーロ(約319億8,229万円)を稼ぎ出しており、その莫大な金額こそが彼らがサッカー界最高峰に位置していることを物語っている。
昨シーズンに加入したイングランド代表のMFジュード・ベリンガムは、ピッチ上での戦力としてはもちろん、経済面でもクラブに大きな影響を与えた存在だ。今シーズンはFWキリアン・エムバペも加わり、売上のさらなる増加が見込まれている。まさに名実ともに世界ナンバーワンクラブといえるだろう。
