これを見分けるのは基本的に送信者のメアドを見れば大方わかると思います。本物はドメインがその会社の名前だったりするのですが、偽物はいかにも怪しげなドメイン(@マークの後の部分)がついています。

最近はスマホの方がセキュリティは高く、例えば住所変更をする場合でもパソコンではできないけれどスマホならできるケースも増えています。顔認証などスマホ自体の本人チェック機能が優れているということでしょう。パソコンもスマホ並みの入り口段階でのセキュリティを高める必要があると思います。

パソコンへの不正アクセス防止ですが市販ソフトだけではだめなので自分が意識して気をつけるしかないと思います。私は感染しても何ら困らない古いタブレットがあります。そこには何も入っていないので仮に侵入されても何もない状態です。どうしてもわからない場合はそのタブレットだけで使うメアドに飛ばしてそれを開けてみるということも技術的に可能な形にはしています。(幸い、そうしたことは今のところありませんが。)多くの方はパソコンの二つや三つぐらい持っているわけでそれを逆利用するという発想は一手かもしれません。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年4月日の記事より転載させていただきました。