また、今回は2回の仮眠で6時まで眠気を抑えることができましたが、研究者は「5時から6時までの間に30分の仮眠を追加する」ことも提案しています。
そうすることで、7時から8時に襲ってくる眠気に対処し、夜勤の最後まで眠気に勝つことができるかもしれません。

結論として折山氏は、「長期的なパフォーマンスを維持するための90分の仮眠と、疲労感を軽減して素早い反応を維持するための30分の仮眠を組み合わせることで、早朝の作業効率と安全性を高めることができる」と述べています。
今回の結果は、看護師だけでなく、夜勤や徹夜で作業する多くの人々、また乳幼児を育てる親たちにとって有益ですね。
もし今晩、徹夜の予定があるなら、90分と30分の仮眠を試してみてはいかがでしょうか。
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参考文献
New parent? Night shift? New analysis suggests ideal nap strategy to survive all-nighters
https://www.hiroshima-u.ac.jp/en/news/78987
The best snoozing strategies for surviving an “all-nighter”
https://newatlas.com/health-wellbeing/best-napping-strategies-for-surviving-an-all-nighter/
元論文
Effects of 90- and 30-min naps or a 120-min nap on alertness and performance: reanalysis of an existing pilot study
https://www.nature.com/articles/s41598-023-37061-9