赤い惑星、火星。その荒涼とした大地で、またしても不可解な物体が発見されたとして、“UFOハンター”たちの間で大きな話題となっている。それは崩れた寺院の遺跡、そして十字架のような物体だという。世界中のUFOハンターたちは、これこそ遠い過去に火星が知的生命体によって居住されていた決定的な証拠だと息巻いている。しかし、もちろん懐疑的な見方も根強い。単なる光と影が織りなす偶然の産物、あるいは見間違いに過ぎないというわけだ。果たして、火星の砂の下には何が隠されているのだろうか。
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岩陰に「十字架」? 遺跡らしき構造物も
この発見のきっかけとなったのは、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が撮影した最新画像の一枚だ。フランスのUFOハンターが、この画像の中に十字架によく似た物体が写り込んでいるのを発見した。UFO研究家たちによれば、画像には十字架状の構造物の一部と、古代の「寺院」跡と思われるものが部分的に隠れるように写っているという。
著名なUFO研究家スコット・ウェアリング氏は自身のウェブサイトでこの画像を分析。「これは非常に珍しい発見であり、おそらく宗教心のある読者にとっては重要な意味を持つだろう」と述べている。彼はさらに、「十字架は岩丘の向こう側にあるため、下部は見えていない。もしローバーが反対側から撮影していたら、実物大の十字架だった可能性に大金を賭けてもいい」と付け加えた。

(画像=画像は「 The Ancient Code」より、『TOCANA』より 引用)
ウェアリング氏はまた、「十字架の近くには、美しく彫刻された屋根の張り出し部分が見えるが、それは崩壊してしまっているようだ。上部にはアーチが彫られ、3つの薄い層状の部分が見て取れる」とも指摘している。まるで、古代の礼拝所が風化し、打ち捨てられたかのような光景だ。