このようなバイアスがそもそも存在するので、女性は構造的性差別に令和の時代になっても晒されているとは考えにくいのです。

令和になってから急に女性が好意的に解釈されるようになったわけじゃないでしょ?

鋭いな。
他の観点も提供しようか。
● 女性はあらゆる優遇を勝ち取る
女性のことをついつい優遇してしまう心理が男女問わず備わっていることを述べました。
そしてこの結果、女性はあらゆる点で優遇を勝ち取るようになってきました。
実際に女性の要望は、論理的に正しいかどうか問わず 通過してしまうこともザラなのです。

その典型例が「大学の女子枠」だ。

なるほど。。、
詳細は別記事に譲りますが、女性は自らの意思で稼ぎにつながらない文学部や社会学部や音楽学部等を選択しているにもかかわらず、女性がSTEM系学部に進学しないのは構造的性差別によるものだとされ、一般入試で入学してくる(多くは男子生徒)枠を削って女子枠で容易に京都大学や東京科学大学などの有名大学に入学できるのです。
ちなみに女性は、自分のケアを勝ち取るためにこんな行動を見せることがあります。
1987年の研究を紹介します。女性は男性と比して「ケアしてもらうまで泣く」という行動をとる頻度が多いことが判明しました。
T tests for sex differences were conducted for each of the 35 acts of manipulation for each of the four instruments. Although significant sex differences occasionally emerged for a given instrument, only one act showed significant sex differ- ences across more than one data source. For example, the item “He or she whines until I do it” showed greater female than male performance frequencies for the observer data source in the instigation condition, t(90) = 2.82, p < .006.