一般的には就任100日間はハネムーン期間とされますので1月20日からカウントして概ね今月末まではまだ様子見のはずですが、誰もそんなことを思う人はいないと思います。第2期目なので試用期間はなしとするならむしろ賞味期限という話しをしなくてはいけない気がします。政権内部のゴタゴタからキーパーソン離脱が顕在化するような様相を感じるのです。
マスク氏の政権離脱の可能性はトランプ氏の口からも直接述べられましたが、マスク氏はまだそれを肯定していません。関税推進派のナバロ大統領上級顧問とマスク氏の公の言い合いはタブロイド紙並みのレベルです。マスク氏が関税に公然と反対表明をするなどトランプ氏の方針と真っ向から対立しており、数カ月のうちに辞める公算は高いとみてます。

トランプ大統領 ホワイトハウスXより
財務長官のベッセント氏と商務長官のラトニック氏の就任前のポジション争いも含めた不仲も泥仕合であります。投資ファンドでの経験が長いベッセント氏は市場を理解しており、国債相場の変化について大統領への進言も彼でした。もう一つ、外交関係ではバンス副大統領も見逃せません。バンス氏は調子に乗り過ぎで口の悪さが災いし、外交で機能不全になる気がします。最近は戦争終結の話はどっかに行ってしまいました。とにかく政権が曲者だらけで和も協調もなく、戦国武士が功名合戦をしているような状態です。閣僚達は恐ろしいほどのプレッシャーの中でよく空中崩壊しないなぁと思います。まさか「お薬」、飲んでいないでしょうね?
ググる派、チャットGPT派、それとも自分で考える派?
どうやらチャットGPTに代表される生成AIが仕事の流儀、勉強の流儀になっているようです。先日、東大生と慶應生を前に酒を飲みながら勉強の仕方を伺うと両名とも課金型チャットGPTを使っていると。確かに知りたい内容のエッセンスを瞬時に示してくれる点ではいちいちググるよりはるかに効率的で能力アップには欠かせないツールということでしょう。現代版「答え一発カシオ ミニ」ですかね。(すみません例えが古すぎて)