2. 先延ばし癖がある

「またあとでやろう」と物事を先延ばしにする癖は単なる怠惰ではない。心理学では、これは脳の「実行機能」の弱さ、すなわち計画・集中・判断力の低下と関係しているとされる。

 改善するには、小さな目標を立てて実行するのが効果的。たとえば「15分だけ集中する」といった短いタイマーを使った行動は、脳を徐々に訓練する。やるべきことを「見える化」するツールも、思考の整理と集中力の向上に役立つ。