政府高官も言及? 地下・海底施設の存在

 海底基地への関心は、1968年の研究以降も続いていたようだ。19年後の1987年、「防衛のための地下施設―経験と教訓」と題された工学会議で、米陸軍工兵隊の工学・建設担当副長官であったロイド・A・ドゥシャ氏が、秘密基地の建設について言及している。彼は会議の中で、非常に重要な発言を残している。

「第二次世界大戦後、政治的・経済的要因が地下建設の状況を変え、『地下を考える』ことへの関心を再び呼び起こしました。この関心の結果、工兵隊は非常に複雑で興味深い軍事プロジェクトの設計・建設に関与することになりました。会議のプログラムでは『防衛のための地下施設―経験と教訓』というテーマが示されていますが、工兵隊が設計・建設した最も興味深い施設のいくつかは機密扱いであるため、少し逸脱しなければなりません」。

 政府高官が公の場で、機密扱いの興味深い「地下施設」(海底施設も含まれる可能性は十分にある)の存在を示唆したのである。これは単なる計画や構想ではなく、実際にそのような施設が建設・運用されている、あるいはされていた可能性を強く裏付けるものと言えるだろう。

 我々が、海の底で何が起きているのか、その全貌を知ることは難しいだろう。しかし、秘密の海底基地が単なるSFや陰謀論の産物ではなく、現実のものとして存在し、長年にわたって運用されてきた可能性は高い。そして、それらは未来永劫、静かに海の底で活動を続けていくのかもしれない。エリア51以上に謎めいた、深海の秘密。極秘に進行する海底計画の全貌が明らかになる日は来るのか。我々の足元には、未だ見ぬ別世界が広がっているかもしれない。

提供元・TOCANA

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