夫が泣きついてきた…その理由とは?

夜、帰宅した私を待っていたのは、
真っ赤な目をした夫でした。

「離婚なんて…やだ。ほんとにやだ」
「俺が悪かった。ちゃんとするから、だから…行かないでくれ」

今さら何を言ってるのか、と思いながらも冷静に聞いてみると──

「お前がいないと…生活できないんだよ。家のこと、全部任せきりで…わからないことだらけで…」

つまり、夫は私のことを“パートナー”ではなく、
生活を支える無料サポーターだと思っていたということ。

そしてその“当たり前”が失われると気づいて、
初めて恐怖を感じたようでした。