ある日、心がポキッと折れた

決定的だったのは、私が38度を超える熱を出して寝込んだ日。

ふらふらになりながら布団に入り、
夫に「夕飯だけ、なんとかお願いできない?」と頼んだら──

「え?俺?どうやって作るの?」

そう言って、ソファに寝転がってスマホをいじりだしたんです。

その瞬間、ああ、この人にはもう何を期待しても無駄なんだって、心の奥で何かが崩れました。