他の高官にも共通? 染みついた習慣か

 さらに驚くべきことに、研究チームは、プーチン大統領だけでなく、ドミトリー・メドベージェフ前首相(現・安全保障会議副議長)、アナトーリー・セルジュコフ元国防相、セルゲイ・イワノフ元大統領府長官、アナトーリー・シドロフ元西部軍管区司令官といった、他のロシア高官たちにも同様の歩き方の特徴が見られることを発見した。彼らの多くが軍や治安機関での経歴を持っていることを考えると、この「ガンスリンガー・ゲイト」が、特定の訓練や経験によって後天的に身についたものである可能性は非常に高いと言えるだろう。

 まるで、転倒を恐れて膝や肘にパッドを装着する慎重なサイクリストのように、プーチン氏や他の高官たちは、その歩き方によって、常に万が一の事態に備えているのかもしれない。その姿は少し奇妙に見えるかもしれないが、彼らにとっては染みついた自己防衛の本能の表れなのかもしれない。

提供元・TOCANA

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