メディア、宗教、文化までをも掌握?

 コールマンによれば、300人委員会は単なる経済エリート集団ではない。彼らは世界の意識を操作し、抵抗の芽を摘むために「対抗文化(カウンターカルチャー)」を積極的に推進している。たとえば、性的放縦の肯定、薬物の蔓延、オカルト思想の浸透、そしてロック音楽やヒッピー文化の流行。これらはすべて、社会秩序を破壊するための戦略の一環だという。

 また、キリスト教は彼らの計画において最大の障壁と見なされており、偽宗教やニューエイジ思想、さらには悪魔崇拝のような擬似スピリチュアリズムを拡散することで、人々の信仰心を解体し、精神的なコントロールを強めようとしている。

 委員会は、情報機関や多国籍企業、金融機関を駆使して影響力を拡大し、各国の要職に自らの代理人を送り込む。さらに、メディアや教育、娯楽産業を通じて国民の意識を巧妙に誘導しているとされる。