MI6出身の著者が暴く“世界政府”の陰謀

 1991年に刊行されたジョン・コールマンの著書『300人委員会』は、陰謀論の領域を超えた世界的ベストセラーとして広く知られている。

 元MI6(イギリス諜報機関)の工作員である著者は、世界を操る秘密組織「300人委員会」の存在を明らかにし、その驚くべき野望と手口を克明に描いているのだ。

 ジョン・コールマンは、情報機関の内部で得た極秘情報を基に、数十年にわたる執筆活動を展開し、500本以上の著作と論文を発表してきた。その中でも『300人委員会』は彼の代表作として知られ、世界20カ国以上で翻訳されている。

 この委員会は、イギリス東インド会社の主要株主たちによる「300人評議会」を起源とし、150年以上にわたり経済、軍事、メディア、宗教、文化などあらゆる分野に触手を伸ばしてきたという。彼らの最終目的は「ワン・ワールド・ステート」──単一の世界政府の樹立であり、その支配下にすべての国家と人類を置くという壮大な構想だ。

『TOCANA』より 引用
(画像=画像は「Amazon」より,『TOCANA』より 引用)