つまり、アスリートの腸内細菌を移植するだけで、代謝レベルがUPし、健康な体になる可能性があるのです。
その一方で、アスリートの腸内細菌を移植したマウスに、持久力の向上は見られませんでした。
さすがに運動能力そのものは、アスリートの腸内細菌を移すだけでは得られないようです。
今回の結果は、腸内細菌の役割を見直すと同時に、健康や運動能力のサポートにおける新たな可能性を示しています。
今後は、アスリートの腸内細菌の移植がヒトにも同様の健康効果をもたらすかどうかを確かめる予定です。
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参考文献
Fecal transplants from elite athletes improve metabolic health in mice
https://medicalxpress.com/news/2025-03-fecal-transplants-elite-athletes-metabolic.html
元論文
Atypical gut microbial ecosystem from athletes with very high exercise capacity improves insulin sensitivity and muscle glycogen store in mice
https://doi.org/10.1016/j.celrep.2025.115448
ライター
千野 真吾: 生物学出身のWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。
編集者
ナゾロジー 編集部