■もしも「枕元で充電」をしていたら…

まずはポスト投稿主・鉄腕あとむさんに、当時の様子について詳しい話を聞いてみた。

PSPが爆発したのは早朝のことで、鉄腕あとむさんは「普段起きる時間より少し前だったのでまだ寝ており、どこかで破裂音が聞こえたような気がして起きました。窓に鳥がぶつかったのかと思ったくらいの音量でした」と、振り返る。

慌てて目覚めると本体から弾け飛んだバッテリーが毛布を焦がしており、素手で移動させようとしたところ、指に火傷を負ってしまう。最終的には、トングのようなものを使って移動させたそうだ。

室内の様子については「白い煙が立ち込めていたので、火災報知器があれば鳴ってたと思います」とも説明しており、かなり強烈な爆発であったと窺える。

なお、爆発したPSPは2023年ごろに中古で購入したものと判明。

鉄腕あとむさんは「使用頻度はそこまで高くなく、収納ボックスから引っ張り出して眠くなるまでゲームをし、眠くなったら充電ケーブルに繋いで寝る…といった程度でした」「遊ぶ時以外は充電ケーブルに繋いでいたので、その時間が長すぎたのかもしれないです」とも振り返っていた。

当事者として、率直に「怖いな」という感想を抱いた鉄腕あとむさん。しかし、それでも「不幸中の幸い」と呼ぶべき要素がいくつか存在する。

鉄腕あとむさん自身も「私が家に居ない時に起きたら、火事になっていたかもしれません。また万が一、枕元で爆発していたら、顔に大きな火傷を負っていたかもしれないと思うと、ゾッとします」と、表情を曇らせていた。